神奈川県観光客受入環境整備費補助とは
神奈川県では、国内外からの観光客の受入や新たな観光需要に対応するための環境整備を支援しています。
神奈川県観光客受入環境整備費補助は、神奈川県内の観光関連事業者が行う下記のような取り組みに対して補助金を交付しています。
- 多言語観光案内板の設置
- 多言語観光アプリ及び多言語観光ウェブサイトの作成
- 翻訳用タブレット端末の購入
- 公衆無線LAN機器の購入
- 和式トイレの洋式化、温水洗浄便座の新設
翻訳用タブレット端末の購入や、和式トイレの洋式化にかかる費用を補助してくれるのはありがたいですね!
本記事では、神奈川県の観光客受入環境整備費補助について解説します。
補助事業の概要
神奈川県内の観光関連事業者による、次の事業に要する経費の一部を補助する制度です。
申請受付期間
令和6年7月1日(月曜日)から令和6年8月30日(金曜日)まで
(注記)受付は先着順です。受付期間中でも申請合計額が予算額に達した場合は、受付を締め切ります。受付状況は随時ホームページでお知らせします。
補助対象者
(1)神奈川県内に観光案内所・観光施設等を設置し、若しくは管理する者
(2)神奈川県内の観光地における店舗・事業所等を運営する者
ア 神社、寺院、又は教会
イ 城跡、城郭、又は宮殿
ウ 庭園又は公園
エ 動植物園又は水族館
オ 博物館又は美術館
カ テーマ公園又はテーマ施設
キ 道の駅、みなとオアシス
ク 観光案内所
ケ 観光拠点情報・交流施設
コ 上記以外で国内外の旅行者の利用が見込まれる施設等(観光、旅行を目的とする施設に限る)
(3)神奈川県内の宿泊事業者
要約すると、「神奈川県内で宿泊・観光業を営む事業者」が交付対象となります。
飲食業などは対象ではありませんが、寺社仏閣、庭園や公園、観光案内所など、神奈川県に多くある観光資源を活用しようという姿勢がうかがえますね。
補助金の対象となる経費
補助金は事業活動に必要な経費の一部を支援します。対象となる事業は以下の2つとなります。
1.外国人観光客の周遊に資する受入環境整備事業
2.新たな観光需要への体制整備事業
申請方法
e-kanagawa電子申請にて申請する必要があります。
e-kanagawa電子申請を利用するためには、利用者登録が必要です。
申請方法は申請の手引きをご参照ください。
令和6年度神奈川県観光客受入環境整備費補助について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/b6m/hojyokin/r6ukeirekankyouhojyokin.html
おわりに
神奈川県観光客受入環境整備費補助は、神奈川県の観光事業者を対象とした補助金です。
翻訳用タブレット端末の購入や、和式トイレの洋式化など、ニーズの多い取り組みに対して利用できる補助金なので、汎用性が高いと言えますね。
先着順であり、かつ事業内容も審査されるため、しっかりと事業計画を立てて申請を検討しましょう。
本記事が、神奈川県の事業者様のお役に立てれば幸いです。